![抹茶碗 古都の四季](https://sannenzaka.com/image8/P1010557.JPG)
勅題の「火」に合わせて作られた与し三の抹茶碗 古都の四季です。
![抹茶碗 古都の四季](https://sannenzaka.com/image8/P1010556.JPG)
茶碗の正面と裏、内側縁には丸紋を作り、春夏秋冬色とりどりの古都の四季が描かれています。
![抹茶碗 古都の四季](https://sannenzaka.com/image8/P1010561.JPG)
正面左側の松明。よく見ると金やピンク、赤の上絵で桜の花が散らしてあり、円山公園の夜桜ということでしょう。
![抹茶碗 古都の四季](https://sannenzaka.com/image8/P1010560.JPG)
正面右側の画は奈良の東大寺二月堂のお水取りです。古都と言うことで作者は京都にこだわって描いていません。
古都に春を告げる伝統的行事、752年実忠和尚によって始められ、以来、途絶えることなく続けられ1200年以上の歴史があり、正式な名称は修二会といいます。観音さまにお供えする「お香水(おこうずい)」を井戸から汲み上げるところから「お水取り」と呼びます。
![抹茶碗 古都の四季](https://sannenzaka.com/image8/P1010558.JPG)
見込み内側の画は蛍と五山の送り火。どちらも御題『火』にちなんだ絵柄です。
![抹茶碗 古都の四季](https://sannenzaka.com/image8/P1010569.JPG)
茶碗の底、茶だまり付近には桜の花びらが色変わりで3枚。これは茶を飲みきった時に初めて拝見できるサプライズです。
![抹茶碗 古都の四季](https://sannenzaka.com/image8/P1010559.JPG)
内外の交わりが色合いもよく、豪華です。口縁はまん丸と作為が無く、黒い鉄を塗っているのは乾山風を踏襲している故です。
![抹茶碗 古都の四季](https://sannenzaka.com/image8/P1010568.JPG)
お茶碗の生地の表面に析出した赤い窯変は火の加減による偶然の意匠で、茶碗全体で御題『火』をあたかも表現しているようです。
![抹茶碗 古都の四季](https://sannenzaka.com/image8/P1010567.JPG)
高台の景色。内側まで施釉。与し三の名は扇形の中に入れられています。あと釘彫りのような渦巻き高台も与し三の高台削りの特徴の一つです。
![抹茶碗 古都の四季](https://sannenzaka.com/image8/P1010564.JPG)
本来ならここで終わりですが、この抹茶碗には裏側にも御題『火』にまつわる絵柄が描かれています。
![抹茶碗 古都の四季](https://sannenzaka.com/image8/P1010563.JPG)
こちらは鵜飼です。嵐山か宇治川か解りませんが、古都の夏を代表する風物詩です。
![抹茶碗 古都の四季](https://sannenzaka.com/image8/P1010562.JPG)
その左手の丸紋、描かれた3本の松明は鞍馬の火祭りを表しているんだそうです。赤々と燃えさかる無数の松明、勇壮な掛け声 鞍馬の火祭り。秋深い鞍馬の由岐神社周辺で営まれる、赤々と燃えさかる無数の松明(たいまつ)と「サイレイ、サイリョウ」との勇壮な掛け声の京都三大奇祭の一つです。
![抹茶碗 古都の四季](https://sannenzaka.com/image8/P1010565.JPG)
色彩豊かに映し出される古都の四季。 抹茶碗 古都の四季は古都の四季の移ろいを閉じこめた極上の抹茶碗です。
◆商品番号 844 抹茶碗 古都の四季
■食器洗浄機 電子レンジ OK
寸法 直径12cm×高さ8cm 重さ270g 木箱付
※手作りですので形や色、大きさは1つ1つ異なります。
■3000円以上お買上で送料無料・代引手数料無料■
■午後2時までのご注文で翌日到着可能です。■
※北海道・沖縄・秋田・青森・離島など一部地域を除きます。
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陶歴
吉峯窯 四代目
浅見 与し三
初代・与し三は大正元年父・与之助(二代五郎助の次男)より分家して五条坂にて開窯
昭和三十六年五条坂に生まれる
父(二代目)叔父(三代目)の許、作陶を修行し平成四年四代目 襲名
平成七年大徳寺塔頭瑞峯院前田 昌道老師より
吉峯窯の窯名を賜る
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